大学4年の冬でまだ内定がない!
就職支援つきスクールに即決
LIKEITに通うまでのご経歴を教えてください!
慶応義塾大学経済学部で確率論と統計学を学んでいます。研究内容はAmazonランキングの確率的順位付けによる数理的モデリングです。在学中はサークルの代表を務めていたんですが、サークルの運営を行う中で、活動の提案やメンバーのスケジュールを組んだりしたことがあって、その経験が活かせるんじゃないかと思ってWebディレクター職を目指して就職活動をしていました。

無事に4月からの就職が決まって良かったです!
この2ヶ月という短期間で卒業できたのは、キャリアアドバイザーのサポートの力がかなり大きいと思います。IT業界説明会や面接対策まで段階を踏んでサポートしていただいたと思いますし、定期的に企業の選考を受けられたから、短期間で内定を獲得できたと思います。

本当は、自分からもっと積極的に行動しないといけないと思うんですけどね。でも、キャリアアドバイザーが全部サポートしてくれたので、本当に助かりました。紹介してくれる企業の事業内容や求める人物像など、細かいところまで教えてくださったので、会社選びや選考での明確な指標を持つことができましたね!
Iさんはもともとメディア業界のWebディレクター職を希望されていましたけど、IT業界についてはある程度ご自身で業界研究もされていたんですか?
そうですね、自分でも就職活動をする中で業界研究は行っていました。でも、IT業界の構造や事業内容、細かいIT用語などについてもキャリアアドバイザーが分かりやすく説明してくださったので、そこから自分で気になることを調べたりして、プログラミングの学習とは別で、業界の知識を深めることができましたね。
通学時間も毎日1~2時間の復習!
時間をかけた分だけ知識が定着
Iさんはプログラミング未経験からのスタートでしたが、実際に学習してみていかがでしたか?
メンターの方に教えていただくことで、かなりプログラミングの知識が深まったと感じています。分からないところは質問すれば丁寧に教えてくれますけど、まずは自分で調べて考えてみてから質問する指導方針だったので、実際に自分で課題を解決するスキルがついたと思いますね。僕は学習スピードよりも、一つひとつの知識をしっかり理解してから先に進むことを重視していて、カリキュラムを進めるスピードはかなりゆっくりでした。今はJSPやServletを使ったWebプログラミングを学習中です。でも、時間をかけた分、学んだ内容はしっかり理解して、知識が定着したと感じています!

プログラミング自体は体験学習で初めてチャレンジしましたけど、学習が進んでいくとやっぱり自分でもサービスを作ってみたいという気持ちがどんどん膨らんで、モチベーションが上がりましたね。
メンターの方には、プログラミングのことだけではなく休憩時間中に世間話をしたり、元々エンジニアとして直近まで仕事をされていた方なので、エンジニアが実際にどんな仕事をするのかも聞くことができました。
短期間で知識を定着させるために、意識していたことはありますか?
専門書を借りて、通学時間や自宅でも、毎日1~2時間程度の復習をしていました。LIKEITのテキストの情報と合わせて、専門書の詳しく補足されている情報を読むことで本当に参考になりましたね。特にJavaの基礎を学習している間は、スクールで貸し出ししている『スッキリわかるJava入門』を読んでいたんですが、とても分かりやすかったです。

あとは、テキストの内容をノートに書き写して覚えるようにしていました。テキストを読んで演習問題を実際に解いても、忘れてしまうことが結構あったんです。メンターに質問して、「テキストに書いてあるよ」と言われることが多かったんですよね。ノートに書くことで見返して復習もできるし、次にまた演習問題を解いた時も忘れにくくなりました。
構文や、コードも必要なところはノートに書いていましたね。手書きでノートに書くだけじゃなく、Eclipseでコンパイルしてみてもいいんですけど、とにかく「読む」だけじゃなく「書く」っていうことが大事だと思っています。
Javaの基礎は覚えることがかなり多いですけど、覚えるコツはありますか?
コツとしては、たとえば「private/staticな修飾子」⇔「カプセル化」など知識を関連付けて覚えることですね。通い始めの頃は「ここの変数のiに代入して~」とかすごく細かい指導をしてもらっていましたけど、カリキュラムが進むと、メンターの指導もどんどん専門用語が出てきます。例えば、「この親クラスのメソッドをオーバーライドして〜」とか。
それぞれの用語が何を指すのかも含めて、カプセル化という大きな知識の引き出しの中の、修飾子などの小さな知識を整理するように、関連性を考えながら覚えることを意識していました。
Iさん的に、ここは難しかったな~ってポイントはありますか?
オブジェクト指向はかなり難しかったですけど、これからもずっと使っていく知識なのでかなり重点的に学習しました。あとは、JSP/Servletを使ったWebプログラミングはこれまでに学んだJavaやSQLの知識をしっかり理解していないとできないので、しっかり考えて理解するようにしました。
なるほど!ちなみに、プログラミングの学習以外で、LIKEITの良かったところはありますか?

定期的にやっているグループワークが良かったですね。プログラミング関連のワークではありませんが、実際の企業選考で行われるグループワークに近いんじゃないかと思います。僕はプロバイダーについてチームで調べて発表するというグループワークに参加しました。
メンターとキャリアアドバイザーから発表内容について良かった点、改善点など色んなフィードバックをもらったことで、採用側がどういうところを見ているのか、気付きがありましたね。グループワークを通してIT知識もつきましたし、グループ内でのコミュニケーションの取り方など、実践的な力がついたと思います!
大手PCショップ「ドスパラ」運営
株式会社サードウェーブグループに新卒内定!
今回内定をいただいた、株式会社サードウェーブについて詳しく教えてください!
株式会社サードウェーブでは、PCショップ「ドスパラ」の運営やシステム開発などさまざまな事業を手がけています。僕はシステム開発子会社の株式会社サードウェーブソリューションズに10名の同期と一緒に出向することになりました。
すごいですね!自己PRではどんなお話をしましたか?
僕自身のやりたいことを、嘘を付かずにお伝えしました。正直に自分がやりたいことを伝えると、企業側も僕が会社とマッチするかどうか、分かると思いますしね。大学時代の統計、確率などの研究を活かしてアルゴリズムやAIなどの分野に取り組んでいきたいと思っています。また、ヒューマンスキルという点では技術力だけではなくコミュニケーション能力も伸ばして、将来的にはプロジェクトマネージャーを目指していきたいというお話をしました。会社の求める人物像としては、エンジニアとしてプログラミングスキルだけを高めていきたいという人はあまり求めていないとのことだったので、その点はかなりマッチしていたんじゃないかと思います。

LIKEITに紹介してもらった企業の選考を受ける中で、キャリアアドバイザーから面接時のアドバイスをいただいて。「サードウェーブの面接は、言われた通りに一度やってみよう!」と思ってチャレンジした結果、初めての内定を獲得することができました!
アドバイスを活かしていただけて本当に良かったです!サードウェーブ社への入社の決め手はなんですか?
まずは、社内のキャリア育成プログラムがしっかりしているところ。一般的には、人事と相談して適性や志向に合わせて現場に配属になると思うんですが、サードウェーブの場合は人事を通さずに社員一人ひとり、必要なスキルを学べる現場に配属するという点が大きく違うんですね。このプログラムは、開発以外にもさまざまな事業を手がけているからできることなんじゃないかと思います。

2点目は、10年、20年先の将来のことをきちんと考えているところです。たとえば、eスポーツはスポーツの祭典であるアジア大会の正式競技に採用されることが決まって、オリンピックでの採用を目指す動きもあります。2020年には東京オリンピックが開催されますけど、もしeスポーツが正式種目に採用されたらその先eスポーツがどんどん伸びていく可能性があって。サードウェーブには、実際にeスポーツを開発する部門もあるんです。他にも、研究分野だとDeep Learningなどの先端技術にも取り組んでいるところに、企業としての将来性を感じました。

すごく堅実性がありますね。就職先ではどんなお仕事に携わる予定ですか?
入社後は、同期と一緒に3ヶ月間研修を受ける予定です。プログラミング関連ではなく、ビジネスマナーやPC工場の見学などと聞いています。配属後は、先輩上司と一緒にチームで開発プロジェクトに携わることになりますね。

将来的には、会社の新規事業を責任者として牽引していく立場になりたいと思っています。そのためには、まずはDeep Leraningなど、新規事業に必要な知識をしっかり身につけたいですね。同期や友人でもDeep Learningを学んでいる人がいるので、自分自身のスキルアップのためにも取り組んで、まずは試しに何か一つ作ってみようと思っています。
Pythonプログラミングの学習も開発には必要だと思いますけど、計算ロジックなどの部分は大学で学んだ確率論、統計学の知識が活かせそうです!
これからが楽しみですね!将来はどんなエンジニアになっていきたいですか?
バリバリ開発をするというよりも、仕事がしやすいように、みんなを支える立場になっていきたいですね。プロジェクトマネージャーもそうだと思いますが、エンジニアと、一緒に仕事をするエンジニアじゃない社員との橋渡しにもなれたらいいなと思っています。
ヒューマンスキルは座学や講座とかで学ぶことではなく現場で学ぶべきことだと思いますし、「この先輩上司の下で一緒に働きたいです!」とか、自分からアクションしていかないといけないな、と思っています。
これからプログラミングを学ぶ方へアドバイス
就職してからも頑張ってください!最後に、これからプログラミングを学ぶ方へアドバイスをお願いします。
メンターに質問するだけじゃなく、専門書も貸し出してるので、分からないところだけでも読むと参考になると思いますね!あとは、あまりスパンを空けずに通学するのをおすすめします。
僕は大学との両立をしないといけなかったので週2回ペースで通学したんですが、日が空いちゃうので前回学んだことを忘れてしまうことが結構ありましたね。来た時に前回やった内容を2時間復習しないと次の単元に進めなかったりとか。

でも、スクールに来ている間はメンターに質問したり、実際にコーディングしたりサービスを開発する時間にあてた方が絶対に効率がいいです!最低週3日、可能なら週5日ペースで通うと効率よく学べると思いますね。